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まったり読書日記
2009.12.5
★★★☆☆
文芸春秋
P328
2000円
あらすじ(「BOOK」データベースより)
埼玉県久喜市で新年早々、元好調の老夫婦とその長男夫妻の4人が惨殺された。
10日後、再び同市内で老夫婦の変死体が発見される。そして一方、池袋で万引きと障害で逮捕された男が、自分の名前を一切明かさぬままに裁判が進められる、という奇妙な事件が語られていく。この男は何者か?
****
前回の『失踪者』よりも登場人物の把握も出来て読みやすかった。
沈黙者と弁護士のやりとりの際の一言である程度正体の目星がついたせいで、正体がわかった時の驚きは大きくなかったけれど、それでも真犯人がわかった時は「そうきましたか!」と感服。
著者が叙述に対してフェアに取り組んではるので読みごたえがあると思います!
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2009.12.26 | Comments(2) | Trackback(0) | 折原一
2009.11.29
★★★☆☆
文芸春秋
P566
740円
あらすじ
ノンフィクション作家・高嶺隆一郎は真犯人に直接インタビューする手法をとっていた。
埼玉県の久喜市で起きている連続失踪事件を調査する中で、15年前の同様の事件との関連性が浮かび上がる。月曜日に女が消えること、現場に「ユダ」、「ユダの息子」のメモが残されること。
犯人はまた「少年A」なのか?
****
折原さん、はじめましてです。
最近ははじめましての作家さんが多く、いかに自分が作家読みしていたかがよくわかりました(^-^;
前評判で叙述トリックを書かれる作家さんと知っていたので、犯人がわかってもそこまでの驚きはなくって残念でした。
ちなみに私は叙述トリックってイマイチ苦手なんです…。
だからなのか、登場人物もまとまりがなく把握しにくかったので(あくまで自己感想です)、読みづらかったなぁ。
これも次回作に期待かな。
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2009.12.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 折原一